米海軍、SIG P226(MK25)の後継として第4世代グロック(MK26/MK27)を制式化


小火器研究
記事公開: 2017年02月06日 12:58

上の写真はFlickrより。

画像はNSN-Nowより。強調は筆者による。

画像はNSN-Nowより。強調は筆者による。

米陸軍が次期拳銃M17としてSIG P320を選定した裏で、米海軍がMK26/MK27として第4世代グロックを制式化していたことが、NSN情報から明らかになった。記載された装弾数から、MK26がG26で、MK27がG19であると判断できる。

2015年の末、海軍SEALsのSIG P226(MK25)が2年以内にG19に更新されるという情報がM4CNETでリークされた。そのため、MK27はMK25を代替するものであると推測できる。

NSN情報によると、MK26には、純正ナイトサイト、水抜き機能つきスプリングカップ、大型のスライドリリースが装着されている。MK27には、小型ドットサイト用マウント(MOS)と、ネジ切り済みバレルが装備されている。

SOCOMは、2009年度に第3世代G19を “Combat Assault Pistol” として採用し、2010年度に第3世代G26を “Concealed Carry Pistol” として採用している。それにも関わらず、今回新たに第4世代G19/G26が採用されたのは驚きである。

1980年代のM9ピストル選定では、ベレッタとシグが最終候補に残り、陸軍はベレッタを採用し、海軍はシグを採用した。今回のM17ピストル選定では、シグとグロックが最終候補に残り、陸軍はシグを採用し、海軍はグロックを採用したことになる。この関係はとても興味深い。

陸軍デルタフォースに代表されるJSOC隷下部隊は、2005年からG19を使用していると言われている。2009年頃から、陸軍特殊部隊(USASOC)や空軍特殊部隊(AFSOC)もG19を使用するようになった。更に、2015年2月には海兵隊もMARSOCにおけるG19の使用を承認し、G19は今や古き良き1911の代わりとして運用されている。G19は現代の「SOCOMピストル」であると言える。

追記

SOCOMの第3世代G19/G26と、海軍のMK23~MK27ピストルのNSNナンバーを、参考までに記しておく。