結論から言うと、12.0 インチではなく 12.5 インチでした。
たかが 0.5 インチ (1.27 cm) の違いぐらい……と思われるかもしれませんが、この 0.5 インチの差というのは、WAM4 に限らず AR-15 をビルドする者にとってはとても大きいものです。
問題のバレルは、G&P 製の WAM4 用 12″ アルミアウターバレル (WP158)。
フロントサイトポスト固定用の横ミゾが切られていない、ロープロファイルガスブロック専用のもので、カービンレングスガスシステムに対応しています。
実は、このバレルの購入に先駆けて LaRue Tactical の 11″ レイルドハンドガード (LT15-11FL) のレプリカを入手していて、12.0″ バレルと組み合わせて、画像の一番上のような LaRue のコンプリートアッパー風にしようと目論んでいたんですが……
こうなりました。
マズルデバイスだけがハンドガードから露出するはずが、バレルも1センチ程見えています。
つまり、12.0″ だと思って買ったバレルが 12.5″ だったということです……
12.5″ もこれはこれでカッコいいですね……
負け惜しみを言うようですが、実は AR の世界だと 12.0″ よりも 12.5″ の方がメジャーなんですよ。というか、12.0″ のバレルを生産しているメーカーを LaRue しか知りません。
G&P では WAM4 用 12″ バレルの他に、10″ (WP156) / 11″ (WP157) / 14″ (WP162) / 16″ (WP160/161) を生産していますが、10″ 、11″ 、そして 14″ に関しては、実銃でもそんなキリの良すぎるバレルレングスは見たことが無いので、12″ が 12.5″ であったように、実際はそれぞれ半インチずつ延長されているものだと思います。
16″ は……どうなんでしょう。16.5″ というのもまた見たことがありません。
とにかく、G&P さんには小数点以下までしっかり表記してほしいものです……
2013/11/26 追記:
16.5″ バレルの存在を確認しました。
16.5″ AR-15 5.56mm Barrel 1:7 Twist – PredatorARMAMENT.com
流石の G&P もマイナーすぎる 16.5″ を製品化するとは思えませんが、実物は一応存在しているようです。