AR15.comが提供するフル3Dのバーチャルウェポンビルダー「GUNSTRUCTION」(ガンストラクション)のバージョン1.15が、今月20日に公開された。
今回のアップデートでは、Aero Precision社とBravo Company Manufacturing(BCM)社の製品、およびMagpul社のモジュールアタッチメント規格「M-Lok」に対応した製品を含む、計88個のパーツとバンドルが新たに追加された。新パーツカテゴリー「Magazine Pulls」では、Magpul社のRanger Plateなど、マガジンに装着するデバイスが選択可能になっている。
また、フォトモードの背景として、「Forum Room」と「Winter Range」の2つが追加された。「Winter Range」は雪に覆われたシューティングレンジである一方、「Forum Room」は室内に人の脚が立っているという一見不気味なシチュエーションだが、AR15.comなどの銃器フォーラムで度々見掛ける「
ライフルと共に撮影者の足が写り込んでいる写真」を再現することができる。その場合、メニューのPresetsから「Forum Glory」を選択すると、ライフルとカメラの位置を自動で設定してくれる。
[caption id="attachment_1807" align="alignnone" width="474"]
「Forum Room」[/caption]
[caption id="attachment_1806" align="alignnone" width="474"]
「Winter Range」[/caption]
日本でも人気の高いBCM社の製品が追加されたことにより、BCMベースのAR、通称「BCM4」を組むことが可能になった。Prebuiltからは、コンプリートライフルとして、なんとあのJack Carbineを選択することもできる。
[caption id="attachment_1805" align="alignnone" width="860"]
ラリー・ヴィッカース(Larry Vickers)氏のBCM4風にセットアップ。23日現在、Scratchでビルドを開始するとBCM社のロウワーレシーバーが選択できないため、BCM社のロウワーを使用したい場合は、Prebuiltで開始しBCM社のコンプリートライフルを選択する必要がある。このビルドではAero Precision社のロウワーを使用している。[/caption]
[caption id="attachment_1803" align="alignnone" width="474"]
11.5" SBR。BCM KMRはタクティカルな雰囲気にもマッチする。[/caption]
[caption id="attachment_1800" align="alignnone" width="860"]
Magpul社のモジュールアタッチメント規格「M-Lok」を採用した、Geissele Automatics社のSuper Modular Rail MK8。KeyModとは異なり、アタッチメントの向きに関わらず装着できることがM-Lokの特徴の1つ。[/caption]
[caption id="attachment_1817" align="alignnone" width="860"]
トラヴィス・ハーレイ(Travis Haley)氏がプロデュースしたJack Carbine。Haley Strategic Partners(HSP)社のトンボマークも忠実に再現されている。[/caption]
「
GUNSTRUCTION」は、Webブラウザー上で無料で利用することが可能(動作にはUnity Web Playerのインストールが必要)。AR15.comに無料で会員登録してログインを行えば、最大3スロットまでの保存機能が利用可能になる。会員でなくとも、保存メニューからURLを生成することで保存や共有が可能だ。現在、モバイル版アプリ(iPhone / iPad / Android向け)もリリースされているが、モバイル版のアップデートは今週行われる予定。