お気に入りの銃に自分好みのパーツを取り付けて、自分だけの一挺を作り上げる……。ガンマニアなら誰もが一度は見る夢ですが、実銃であれエアソフトガンであれ、実際に作り上げるのには手間とお金が掛かります。
そんなガンマニア達の夢を、手間もお金も掛けずに叶えられるのがオンラインの仮想ガンビルダーです。日本では、 Dr. Noob 氏の “Pimp My Gun” が有名ですが、他にも、 Brownells が提供している “AR-15 Builder” や、 LaRue Tactical の “LaRue Tactical Weapon Profiler” 、 Daniel Defense の “Build Your DDM4” などがあります(PMG 以外はガンビルダーと言うより AR-15 ビルダーですが……)。
しかし、これらのガンビルダーは全て平面的なもので、作り上げたカスタムガンを様々な角度から眺めるどころか、反対側のレシーバーを拝むことすら出来ませんでした。
そんな中、ブラックライフル信者達のメッカである AR15.com が、先日、史上初となる 3D 操作対応のガンビルダーを発表しました。
YouTube にアップされたトレイラー映像です。
AR15.Com Presents GUNSTRUCTION – YouTube
従来のガンビルダーをただ 3D 化しただけでなく、ピンの一本に至るまで、よりリアルに弄ることが出来るようになっています。この辺は AR15.com ならではのこだわりでしょうか……。ビルダーで組んだカスタムガンを実際に(実銃で)組む際のコストが自動的に計算されるのは、”AR-15 Builder” や “Build Your DDM4” と同じような感じです。ユーザーアカウントを通しての保存・共有機能もバッチリ。
使用可能なパーツのブランドは、Magpul 、LaRue 、Trijicon などの有名どころから、Spike’s Tactical や Geissele Automatics などのマニアックなメーカーまで用意されている模様。 3D 操作を活かして、アイアンサイトとオプティクスのコウィットネス(干渉具合)が確認出来るのも嬉しいですね。
“GUNSTRUCTION” は今年の夏にリリース予定で、リリース後は AR15.com にアクセスすれば誰でも無料で利用出来るようですが、このトレイラーを見る限り、タダで使わせて貰うのがなんだか申し訳ないくらいの素晴らしい出来だと思います。