H&K HK416 のハンドガードを外す方法が予想外だった話


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記事公開: 2014年03月17日 01:55
最終更新: 2014年09月08日 10:07

この話は Twitter で既に書いたのですが、あれから新たに分かったこともあるので、補足説明も兼ねてこちらにも書かせて頂きます。

H&K HK416 のオペレーターズマニュアル (2007 年 8 月版) に記載されていた、レイルドハンドガード (マニュアルでは Free Floating Rail System, FFRS と名前がついています) の外し方が予想外でした。

 

hk416-how-to-remove-the-handguard

HK416 のハンドガードは、1 本のスクリューでバレルナットに固定されています。問題なのは、このスクリューの外し方です。

このスクリューはどうやら普通の六角ボルトやプラスネジではないようで、マニュアルには、スクリューを外すには “use the Sling Snap Hook or the bolt lug” とあります。

つまり……

 

hk416-fig43

付属の HK スリングの金具を使うか、

 

hk416-fig44

またはボルトラグ (チェンバーのロッキングラグと噛み合うギザギザの部分) を使え、とあります。

ライフルにとって最も重要でデリケートな部分の一つであるボルトを、分解のツールとして使ってしまうのは流石にどうかと思いますが……。

2014/03/20 追記:
「ボルトラグでスクリューを回そうとしたらボルトもスクリューも変形してしまった」というユーザーの書き込みを NGG 君が見つけてくれました。
How to remove handguard hk 416? – HKPRO

 

ここまでは Twitter にも書いた話で、以下が補足説明になります。

 

hk416-use-of-the-hk-multi-purpose-sling

付属の HK スリングの使い方を説明するページにも、ハンドガードを外すツールとして金具を使うよう指示があります。

hk416-fig83

しかし金具をよく見ると、矢印で示した部分が出っ張っていて、この部分でスクリューを回せるようになっていたことが分かりました。

スリングが「ハンドガード・リムーバル・ツール」としてアクセサリーリストに掲載されていたことも納得がいきます。

現地でハンドガードを外す機会がそこまで多いとは思えませんが、分解に必要なツールを銃のパーツに統合すること自体は良いアイディアだと思います。

 

ちなみに、東京マルイが製造する次世代電動ガン HK416 も、このハンドガードを固定するスクリューが外れにくいと評判のようで、このようなサードパーティー製の専用ツールが販売されていたりします。

実銃用の専用ツールはあるのでしょうか?

 

Reference:

Heckler & Koch (August 2007). “Enhanced Carbine & Rifle System HK416, Caliber 5.56 mm x 45: Operator’s Manual, August 2007 Edition”