Prowin (PGC) – 50rds Magazine for WA M4 (Ver. 2) レビュー

CameraZOOM-20130809204651167

WA 純正マガジンよりも安くて高性能と評判の Prowin 製 WAM4 用マガジンを購入しました。
ショップ経由で香港から発送され、4日で手元に届きました。

CameraZOOM-20130809203827776

左: WA 製純正マガジン
右: Prowin 製マガジン

まず外装ですが、 CNC 削り出しのアルミ製ということで噂通りかなり綺麗です。
純正マガジンと並べて見ると、その違いは一目瞭然(使用によるダメージを差し引いて)。 WA のマガジンは前部がプラ製だったり随所にピンが打ち込まれているのに対して、 Prowin はとても綺麗なフルアルミ外装です。傷をつけたくないのと指を切りたくないのとで、ついつい慎重に扱ってしまいます。
色は純正品よりも薄く、実物のアルミマガジンに近い感じです。

今回購入したのは Prowin マガジンの Version 2 、つまり改良版であるわけですが、 Ver. 2 は Ver. 1 と比較して、
・約 40g の軽量化(477g → 438g)
・ガスルートパッキンの高さの最適化
・バルブロック部のローラーの大型化
・ボルトストッパーの大型化
といったような改良が加えられているようです。
特に、軽量化とバルブロックのローラーは、純正品と比べて大きなアドバンテージがあると思います。

CameraZOOM-20130809204124968

左: WA 、右: Prowin

問題点と言えば、噂には聞いていましたが、ホントに BB 弾が装填しづらいです。ダブルフィードを防ぐ為にリップ上部の開口を無くしたそうですが、これにより WA のローダーが使えません。フォロワーを指で押し下げながら、横から1発1発手で込める作業はなんとも骨が折れます。
Prowin が YouTube にアップしている動画では、マルイのローダーにアダプターを付けて使っていますが……アダプターを紛失してしまったのでやっぱり使えませんでした。
装弾しづらさの他にも、空撃ちモードが無いという点で純正品に劣ります。

CameraZOOM-20130809204405003

下: WA 、上: Prowin

ボトムプレートには Prowin のロゴが刻印されています。ボトムプレートは実物同様取り外しが可能で、 Magpul の STANAG マガジン用レンジャープレートが少しの加工で装着出来るようです。

CameraZOOM-20130809204844728

WA と G&P は勿論のこと、 King Arms 製の GBB M4 にも対応しているようです。 Inokatsu はどうやらガスルートパッキンの高さが合わないらしく、加工無しには使えない……という話を聞きました。

装弾数に関して、このラベルには 50 発と書かれていますが、多くのサイトでは 52 発と書かれていたような気がします。 2 発の差がどこまで重要かという話は抜きにして、いずれにせよ、あまりギュウギュウに詰めると給弾不良の原因になると思います……

 

ピンポンパドルを押さえながら空撃ちしてみましたが、純正マガジンよりもどこかシャープな撃ち味を感じました。気化効率が良いのかパッキンの高さが最適なのか、とにかく純正品よりキレの良い感じです。
問題は装弾のしづらさですね……。 6mm のドリルでリップ上部に穴を空けて WA のローダーが使えるように加工している方もいるようですが、生憎それを為せる技術も道具も無いので……

マルイのローダー買ってきます……