H&K がサプレッサーと KeyMod ハンドガードを標準装備した「MR556A1-SD」「MR762A1-SD」を発表

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H&K 社が誇る傑作サブマシンガン MP5 に、サウンドサプレッサーを標準装備させた “MP5 SD” の開発から40年。H&K 社は、HK416/417 の民間モデル(の改良版)である MR556A1 及び MR762A1 に、KeyMod 規格を採用したハンドガードとサウンドサプレッサーを標準装備させた、「MR556A1-SD」と「MR762A1-SD」を発表しました。

H&K 社はこのハンドガードを Modular Rail System (MRS) と称していますが、事実上の KeyMod ハンドガードということになります。14 インチと 9 インチのモデルが存在し、基部には QD スリング用アタッチメントポイントを備えています。

サプレッサーはアメリカの Operators Suppressor Systems (OSS) 社製で、バックプレッシャー・レギュレーター (BPR; back pressure regulator) とサウンドリダクション・モジュール (SRM; sound reduction module) の2つによって構成されています。BPR がマズルデバイスとしてバレルの先端に装着され、SRM は BPR の先に取り付けられます。
マズルフラッシュと銃声を抑制する BPR のみで運用することも出来ますが、SRM を装着することで銃声を 139 デシベル (射手の耳元において) まで抑えることが可能だそうです。

今回発表されたのは MR556A1 及び MR762A1 の “SD 化” ということですが、将来的に HK416/417 が SD 化される可能性はあるのでしょうか。
MR556A1-SD と MR762A1-SD の詳細は、今月 14 日 (現地時間) から開催されるショットショー 2014 にて公開されるものと思われます。

ソース:
Heckler & Koch introducing MR556/762A1-SD with OSS Suppressor and new handguard | Military Times GearScout