米国 Troy グループの銃器製造部門である Troy Defense 社は、先月開催されたショットショー 2014 にて、AR-15 スタイルのポンプアクション式ライフル “PAR” (Pump-Action Rifle) を発表しました。
PAR は、セミオートマチックライフルの所持が法律で禁止されている国や地域のために開発されたもので、デザインは AR-15 のそれを踏襲しています。口径は .223 で、STANAG マガジンが使えます。
また、トリガーとバレルは AR-15 と同じものを使用しますが、レシーバーは PAR 専用であるため、AR-15 のアッパーレシーバーに載せ替えることは出来ません。
ポンプアクションである以上バッファーチューブが必要ないので、ストックを折り畳むことが出来ます (左右切り替え可能)。ストックには穴が空けられていて、右側に折り畳んだままでも射撃・排莢が行えるようになっています。
ポンプアクションライフルと言えばレミントン M7600 (動画) が有名ですが、それよりもとても軽量 (2.7 kg) で扱いやすいと、早くも評価する声があります。
希望小売価格は 1,100 ドルで、数ヶ月以内に発売される予定とのことです。
ソース:
Troy Defense | Troy PAR – Pump Action Rifle
Troy Defense “PAR” Pump Action (AR-Style) Rifle – The Firearm Blog
2014 Shot Show: Troy Industries Pump Action Rifle – Canadian Gunnutz
Troy Pump-Action AR-15 – AR15.COM