【ショットショー 2014】Magpul Industries 新製品情報

【ショットショー 2014】Magpul Industries 新製品情報

今月初めにコロラド州からテキサス州への本社移転を発表した Magpul 社ですが、今回のショットショーでも、移転騒ぎの疲れを感じさせない新たな製品を次々と発表しました。

2014 Shot Show – Magpul – YouTube

 

MS1 Multi-Mission Sling System

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Pic from: Magpul Industries Corp. – Facebook
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Pic from: SLINGS & SLING MOUNTS – MS1™ – Multi-Mission Sling

Magpul のマルチミッション・スリング (MS) シリーズ最新モデルとなる “MS1” は、アタッチメントを付け替えることにより、様々な形態で使えるモジュラースリングシステムです。
参照: より汎用性が高められた Magpul の新型マルチミッション・スリング “MS1” | JISAKUJIEN.org

 

PMAG 30 AK/AKM MOE

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Pic from: PMAG® MAGAZINES – PMAG® 30 AK/AKM MOE®, 7.62×39 Magazine
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Pic from: Magpul Industries Corp. – Facebook

AK ファン待望の、AK シリーズに対応した 7.62x39mm 弾用 30 連 PMAG が遂に登場しました。
AR/M4 用 Gen M3 PMAG で追加されたドットマトリックス (PDF) を採用しています。
フロアプレートは勿論取り外しが可能になっているようですが、専用のレンジャープレートなどはまだ発表されていません。今後に期待しましょう。

 

Rail Light Mount

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Pic from: RAILS & ACCESSORIES – Rail Light Mount
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Pic from: RAILS & ACCESSORIES – Rail Light Mount

Rail Light Mount は強化ポリマー製で、ピカティニーレイルに対応したウェポンライトマウントです。
Surefire 社の Scout Light (M300 / M600 / M620) シリーズ、(ピカティニーレイルに対応している) ピストルライト、そしてボディの直径が 0.75 ~ 1.03 インチまでの全てのライトをマウントすることが出来ます。
Magpul XTM レイルパネルにマッチし、マウントリングが前方に突出したその格好が特徴的ですが、ライトをより前方にマウントすることでバレルが影を作ってしまうのを防ぐと共に、ハンドガードのグリップ域を最大限確保することが出来るとの事です。
また、斜めになっている部分には滑り止め加工が施され、ライトのテールスイッチを押す親指を安定して置けるようになっています。
左側マウント用と右側マウント用があり、それぞれ 11 時の方向、1 時の方向にライトがマウントされます。

 

Updated MOE-K Grip

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Pic from: GRIPS – MOE-K™ Grip – AR15/M16
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Pic from: Magpul Industries Corp. – Facebook

一般的な AR 用ピストルグリップよりも角度が深く、コンパクトで、SBR (ショート・バレルド・ライフル) や PDW 向けに最適化されたグリップである MOE-K は以前から販売されていましたが、今回新たに改良が加えられました。
“TSP” と呼ばれるグリップテクスチャを採用し、より滑り止め効果を高めている他、手のひらが当たる部分が僅かに太くなったようです。
TSP テクスチャは、既に販売されている MOE-K2 グリップMOE AK グリップにも採用されています。
参考 (従来の MOE-K): Magpul MOE-K and MOE+ Grip – The Firearm Blog

 

MIAD Gen 1.1 Grip Kit (Type 1 / Type 2)

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Pic from: GRIPS – MIAD® GEN 1.1 Grip Kit – TYPE 1 and TYPE 2
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Pic from: GRIPS – MIAD® GEN 1.1 Grip Kit – TYPE 1 and TYPE 2

Magpul の AR 向けピストルグリップのフラッグシップモデルである MIAD (MIssion ADaptable) グリップは、フロント/バックストラップが交換可能で、自分の手に合ったサイズで使えることから以前から高い人気を集めていましたが、僅かな改良が加えられたことで「第 1.1 世代」モデルとなりました。
ストラップが外れやすかった問題を修正し、潤滑油などが入れられるボトルと、そのボトルをグリップ内に格納出来る新しいグリップコアが付属しています。
5.56x45mm 口径のロウワーレシーバー用の Type 1 (MAG520) と、7.62x51mm 口径用の Type 2 (MAG521) がリリースされ、それぞれロウワーレシーバーの形状に合わせてバックストラップの形状が異なります (上の写真は Type 1)。
滑り止めテクスチャは TSP ではなく、従来の MIAD グリップ同様、Magpul のロゴマークをモチーフにしたユニークなテクスチャになっています。

 

MSA-QD (MOE Sling Attachment, QD)

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Pic from: MOE ACCESSORIES – MSA™-QD – MOE® Sling Attachment, QD
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Pic from: MOE ACCESSORIES – MSA™-QD – MOE® Sling Attachment, QD

MS1 スリングのリリースに伴い、Magpul のスリングアタッチメントも多様化してきました。
MSA (MOE Sling Attachment) は、Magpul MOE ハンドガードに装着し、スリングアタッチメントポイントとして使える製品ですが、以前の MSA は Paraclip 等のクリップ型のアタッチメントを備えたスリング用でした。
今回発表された、この MSA-QD では、QD (Quick-Detachable) 方式を採用したスリングに対応しています。スティール製で、強度も安心です。
(ピカティニーレイルに装着して使う、クリップ型アタッチメントに対応したスリングアタッチメントポイントでは RSA (Rail Sling Attachment) が存在しますが、QD 方式に対応した RSA-QD が既に販売されています。)

 

ASAP-QD (Ambidextrous Sling Attachment Point, QD)

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Pic from: MULTI-MISSION SLINGS & ACCESSORIES – ASAP®-QD – Ambidextrous Sling Attachment Point, QD
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Pic from: MULTI-MISSION SLINGS & ACCESSORIES – ASAP®-QD – Ambidextrous Sling Attachment Point, QD

スリングアタッチメントポイントとして使えるレシーバーエンドプレート、ASAP (Ambidextrous Sling Attachment Point) にも、QD 方式対応版が登場しました。
ASAP は、ワンポイント式スリングを好むユーザーに使用されることが多いようですが、この ASAP-QD により、QD 方式のワンポイントスリングも快適に使用出来るようになりました。
材質は従来の ASAP 同様スティールで、ミルスペック/コマーシャルスペック、どちらのレシーバーエクステンション (バッファーチューブ) にも対応しています。